DTPとネット

サイト製作  2007/10/12

印刷に使った素材をネットに転用することがよくあります。
例えば、写真やイラストレーターで製作されたレイアウトやイラストなどです。
ネットもDTP関連もデザインするという作業は同じなので、DTPの知識はあった方が得です。

特に、ネットに転用する際に一番多いのが写真などの画像系です。
DTPデザイナーが製作する素材を、製作後にネットに転用する際は明確な指示をしないと質の悪い素材が届くことになります。よくあるのが、印刷には使えるがネットには使えないケースです。

印刷物で写真を使用する際は解像度(写真の密度)が350dpi必要なのに対してWEBでは72dpiです。
とりあえず印刷では350dpiの密度さえあればキレイに印刷されるのです。
そのため、印刷物に一番要求されるのが350dpiの解像度となります。

次に印刷物では「mm」を使うのに対してWEBでは「pixel」を使用します。
パソコンの画面は横幅が1028pixel~1680pixelぐらいなので、写真の大きさが1辺2,000pixelあればホームページの素材として何でも使えるようになります。

この2000pixelはmmに換算すると350dpi時で「145mm」です。
14.5cmなのでA4サイズの誌面に使う場合、かなり大きな写真となります。

例えばいくつも写真を配置したり、カタログ的に写真を使う場合は4cm角程度あったら十分でしょう。写真は小さくすればするほど軽くなり、扱いやすくなります。但し、4cmをピクセルに直すと551pixelとなり、WEBに使うには応用がきかないサイズとなります。しかも小さければトリミングがし難い欠点があります。

しかし、印刷では350dpiと実際に使うサイズに適合してればOKですので4cmでも十分です。
ここで印刷とWEBのギャップが生じ、DTPデザイナーとWEBデザイナーが欲しい素材の差が出てくるのです。
これを解消するためには「WEBで使うので解像度350dpi・一辺が2500pixel以上の写真が欲しい」と予め要望するのがベストです。

でも、DTPデザイナーにとっては面倒な作業なのでいい加減な人はPhotoshopなどで、500pixelを強引に2000pixelに引き伸ばす方もいます。但し、その際は写真がボケるのですぐバレますが。

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