上達の為にはマネをする

サイト製作  2006/3/31

私は上達をする為には、マネをすることが近道だと考えています。
しかし「マネ」には様々な意味が含まれており、人により解釈が大きく違うかもしれません。
そんな「マネ」に関するお問い合わせをよく頂きますのでご紹介致します。

まず先日頂いたお問い合わせメールです。

> クールのサイトを作る為にというコラムで、とにかく真似をしてみるということが書いて有り
> ましたが、たまたま偶然に同じデザイン(例えば日常に有るものをデザインした)の時にパクった
> と騒ぐ人たちが最近多くなってきたと思います。
> 特にネットがどこの家庭でも有る今であってさらに多くなってきていると思います。
> もし、似てる!パクったでしょ!って言われる覚悟でも真似する事って必要なのだろうか?
> って最近思うようになってきました。
> 私も真似て色々と勉強するべきだとは思いますが…。
> 最近、ホームページを作る事が怖くなったのが現状だったりします。

このお問い合わせで一番気がかりなのが、最後の「怖くなった」という気持ちです。
ネットの世界は誰でも可能性を広げられる場ですので、気軽に発信できないのは残念なことです。
しかし、「パクる」ことや「マネ」は慎重に考える必要がありますね。

まず、私が言う「マネ」とは練習の意味も大きく含まれます。
Bさんは歌手を目指す為に、現在デビューしているAさんの歌で日々練習しています。
歌の上手なAさんの歌を練習することで、Bさんは今よりもレベルアップができます。

しかし、いざデビューする際にはAさんの歌を、そのまま使ってデビューすることはできません。
Aさんの許可を得ず歌を使うことは権利の侵害でありパクりとなります。
練習でいくらAさんの歌を歌っても良いですが、それを表に出すことはだめなのです。

もしこのような著作権などの知的資産が守られない場合、文化や経済の発展はありません。
せっかく新しいものを創り上げても、その権利が守られず他人に盗まれるからです。
守られないのであれば、何かを創り上げる意欲がなくなります。

ホームページデザインテクニックについても同様です。
公開されているホームページを分析し、構造を調べて勉強することは全く問題ありません。
練習のため、見本とするホームページそっくりに作ることも練習の為にはベストなことです。
更にHTMLタグの初歩から勉強するよりは、公開されているページを自分なりに改造してみる方が上達が早いと思います。

ただ、それをそのまま公開することはNGなのです。
それは単なるパクりであり権利の侵害です。

しかし、先ほど書いたとおり公開されているHPから勉強し技術レベルを上げていくことは、どんどんすべきです。
ネットマニアの報告感想掲示板にも、「勉強の為にDLします」という書込みが多いのもその為でしょう。

そうやって、自分自身の技術がついた段階でホームページを作ればオリジナルなものができます。
もちろん、公開されているページから技術はマネましたが、その技術で1から作ったページはオリジナルです。
ドラゴン桜のフレーズにもありましたが、「個性は基礎があってこそ成り立ちます。」

ですから、最初は既にあるものから徹底的に勉強するのです。
その基礎が出来た上で、自分の感性や想像力を使って一から作成します。
それにより完全オリジナルでありパクりとは言われない作品が出来上がるハズです。

マネをする。それはパクることではありません。
あくまでも後ろ側で技術を磨くことです。

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