アクセス数の勘違い

サイト製作  2006/2/23

「大家さんが独自のホームページを立ち上げたら、1日40件のアクセス数!」
この前何かの新聞で見た記事です。
40件のアクセス数が強調されていますが、果たして強調するような数字でしょうか?

ホームページのアクセス数を単純に「人」に換算することは危険です。
お店で言えば、決してアクセス数と実店舗等の来客人数はイコールとはなりません。

実店舗で1日100人来てるが、ホームページは200のアクセスがある。
ネットの方がいいのではないか?
…そんなことはあり得ません。


ホームページのアクセス数が1日100件。
ホームページって立ち上げたらスグにたくさんのアクセス数があるんだなぁ。
…特にたくさんのアクセスとは言えません。


ホームページを良く知らない方の中によく、アクセス数を過大評価する人がいます。
アクセス数を比較する対象がありませんから、人数に置き換えてしまうからです。
しかし、これでは広告を打つ場合やサイトを立ち上げる場合ミスを起こします。

偏にアクセス数と言っても、様々な計測方法があります。
・IPアドレスの重複を除いたユニークアクセス。
・ページの表示回数を合計したページビュー(重複アリ)。
・トップページだけを計測したアクセス。
・サーバー全体を計測したアクセス。

アクセス数を公表する場合のルールは全く存在しませんので、各サイト、各企業バラバラの計測方法で数字を公開しています。

また、高度なアクセス解析ではページの滞在時間や訪問したユーザーの退出率なんかも
数字として出すことができます。

ではアクセス数の有効数、つまりサイトにとって意味のある数字はどのくらいでしょうか?
私が関わっている、あるサイトの場合トップページのユニークとページビューの割合は約半分です。
つまりページビューを10,000件とした場合、ユニークは5,000件です。

次にトップページの退出率は約40%程度あります。
これは、サイトへ訪問した40%の人が最初のページを見ただけで退出してるということです。
つまり、興味がなかったり、思ってたのと違ったりということです。

これはユニークな値ですので先ほどの5,000件のうち、40%の2,000件は有効ではないと考え
られます。すると、この時点でも10,000件のページビューのうち有効件数は3,000件と30%に
落ち込んでしまいます。

この計算方法は様々な考え方があると思いますが、私はアクセス数のうち意味のある数字は
20%~30%だと考えています。
またジャンルによってもアクセスしてくるユーザーの母数が違いますので、一概にどのくらい
の数字、アクセス数が優秀かは言えません。

アクセス数を過大評価する前にその数字の本質を見極めることが大切です。

«BACK   NEXT »  

WEBコラムカテゴリー

最近のエントリー

月別アーカイブ