PCログ監視ツールの是非

最近、企業などの組織で相次いで導入されているのが「PCログ監視ツール」です。
先日の警視庁の情報流出などのニュースを考えると経営者としては導入を急ぎたいところです。
但し、一部のユーザーのために全体にログツールが導入されるのは喜ばしいことではありません。

しかも、最近の「PCログ監視ツール」を調べると、その性能には驚かされます。
ホームページで見られる機能は、ほんの一部だと思いますが、例を上げると

・WEBメールの送信履歴を取得
・POST履歴の抽出、添付ファイルの復元
・電子メール送信履歴を記録
・ログイン履歴
・アプリケーションの起動、ファイルへのアクセス、ファイルの操作履歴
・印刷
・Eメールの件名、送信相手、送受信時刻
・Webサイトへのアクセス
・アクティブウィンドウのタイトル
・クリップボードのコピー情報
・FTPによるファイル転送情報
・Webサイトへのファイルのアップロード情報
・ユーザーが使っている画面情報
・アプリケーションのインストール制限

これだけ見れば、ある程度わかると思いますが、単純に「全てが記録」されます。
一切のムダな行為、操作、不正なことはできません。
あなたのパソコンが全て「管理・監視」されるのです。

PCログ監視ツールを使うことにより従業員のパソコン上での行動は全て記録されます。
それを管理者が全てチェックすることが可能です。
これにより、winnyでの情報流出やメールやFTP、外付け媒体への情報流出の可能性が激減します。

管理する側から見たら素晴らしいソフトです。
但し、使う側から見たらどうでしょうか?全ての自由が奪われます。
私の場合、監視されているという時点でヤル気がなくなります。

何気ないネットサーフィンからアイデアが生まれることは多々あります。
デザインや技術を勉強するためにはあらゆるページを見る必要があります。
一見ムダな行動でも、後々素晴らしいモノを生み出す卵となるかもしれません。

管理された檻の中では、画一的な発想と考えとなり、良いモノが生み出されるとは考えにくいです。
特にWEB関係のプログラマーやデザイナー、ディレクターなど、見る自由が制限されれば発想も制限されます。
ルーチンワークだけの仕事用PCであれば監視するメリットはあるかもしれません。

ただ、それを全てに当てはめるのはどうでしょうか?
柔軟な発想には自由が必要です。


ここまできた!PCログ監視ツール驚きの実態
キャノン電子 - ログマネジメント

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