ドメイン取得の危機管理

新規サービス、新規サイト開設でドメインを取得する場合、既存ドメインにからめた取得には注意が必要です。
例えばネットマニアでブログサービスを開始する場合「blog-netmania.jp」を取得したとします。
他にも「mail-netmania.jp」などを取得した場合、どのようなデメリットが生まれるでしょうか?

まず、netmania.jpのほかに「blog-netmania.jp」や「mail-netmania.jp」が存在するのであれば、
「news-netmania.jp」というドメインのサイトがあっても不思議ではありません。
これを例えばシティバンクに置き換えて見ると…

本家サイトは「citibank.com」
現在の日本向けのドメインは「citibank.co.jp」です。
これをもし「jp-citibank.com」といったドメインにしてしまったら大変です。

「jp-citibank.com」があるならば「japan-citibank.com」や「jp_citibank.com」も有り得ます。
こうなると、他人に類似ドメインを取得されたりフィッシング詐欺に使われるリスクが大幅に増大します。
ドメイン取得費用が安いと言って安易に取得・運用すると大変です。

有名な事例が「リクナビ」。
最近まで「rikunabi2005.com/rikunabi2006.com/rikunabi2007.com」といったドメインを使用していました。
当然ながら「rikunabi2010.com」などの数年先のドメインを先取りしようといった動きが出てきます。
しかも「rikunabi2006.net」でも本当のサイトっぽいですし。
※リクナビドメイン戦争:http://www.rikunavi.net/

このようなドメインの運用・取得方法を行うとリスクは増大し、手間もお金もムダに必要です。
結局リクナビはヤフーのサブドメインを使うことでリスク回避をしました。「rikunabi2008.yahoo.co.jp」
新しいドメインを使う場合は細心の注意とリスクヘッジを考えないと危険です。

その為に、なるべく既存ドメインに付与した新ドメインを作らないことや、サブドメインを有効活用することが必要です。

良い例ではキャノンのドメイン。以前は…

・グループサイト「canon.jp」
・メーカーサイト「canon.co.jp」
・販社のサイト 「canon-sales.co.jp」

と使い分けていました。しかし広告宣伝においてロスが発生しますし「canon-sales.co.jp」は危険なドメインの取り方です。そこで、キャノンは統一感を出す為に「canon.jp」へ一本化しました。

今後はこのように、ドメインを削減して統一していく流れが強くなっていくのでしょうか。

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