デザインによる印象の差

「.asia」ドメインの登録が密かに盛り上がりを見せています。登録は大きく3段階に分かれていますが、お名前.comによると優先登録に1万5千件以上の申請があったようです。金額的には、申請料金(9800円)+2年登録料金(8800円)×15,000=279,000,000円の売上げです。

この「.asia」ドメインの登録にあたり何より感心するのが、効果的なサイトの作りこみとデザイン、そして「.asia」ドメイン自体の戦略です。

まず、根本的に「.asia」というドメイン自体が認知率も高くないし4文字ということで「.jp」「.com/.net」「.au」などに比べると、使いやすさ・短さの観点から考えると、私はあまり欲しくありません。
しかも、他のドメインに比べて明らかに金額が高い。

そんな不利な状況をキャンペーンや印象で覆すのが販売戦略です。
まず、「.asia」ドメインを扱っている「名づけてねっと」と「お名前.com」の「.asia」ドメイン専用ページを比較してみましょう。


比較すると、2つのサイトには明らかな差があります。
まず、やる気の差が大きいと思いますが「名づけてねっと」は他の「in/tv/cc」などと同じ扱いで、ページはテキストだけのさっぱりした作りです。
このサイトを見て「.asia」ドメインを欲しいとはなかなか思えません。

次に大御所の「お名前.com」ですが、アジアということで赤系統をメインカラーとし、大きく「.asiaドメイン登録開始」と書いてあります。
そして、その下には申請期間が記載されており、期間限定という印象が伝わります。

実際にドメインの登録は優先登録期間というのが設けられており、政府系→商標権者→一般登録となります。このうち、政府系と商標権者の登録だけで1万5千ドメインが登録申請されていることになります。

先日話題となった「.au」ドメインの争奪戦と違い「.asia」ドメインがau程人気となるとは思えませんが、サイトイメージと販売戦略により登録する人がたくさんいるのでしょう。

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