書籍スキャンサービスを使ってみた2

日記  2011/5/ 3

その後の経過です。まだ完了してない会社もあります。
この手のレビューがネット上でなかなかのってない理由がわかったような気がします。
感想を書くのが非常に難しいのです。一長一短が激しい。。

まず、スキャンし終わったデータをphotoshopなどで自分で加工できる人と、全く加工できない人では適するサービスが全く違います。
それを前提に評価をしてみたいと思います。
データの見やすさはipad2にて確認しました。


▼本スキャン
特徴的なホームページです。顔が見えないサービス会社が多い中、「顔」が見えます。
1冊100円。そして即日納品対応、マイページなど安心感があります。
親会社は従業員35人の株式会社ECホールディングス


評価 ★★★☆☆


※200%の文字キャプチャ

とにかく作業が早い。書籍が到着した当日にスキャン完了するほどの速さです。
データは独自の加工をしているようで、単純なグレースケールよりも読みやすい。
モノクロ2階調なのでファイルサイズも小さくていい感じです。

220ページ 7.6MB
170ページ 6.1MB

文字中心の普通の本であれば10MB前後で処理されますので、1GBに1,000冊。
14GBであれば14,000冊も入る計算となります。

速くて軽くて良い感じの会社ですが、難点はページの斜めスキャン。
スピードが早い分、雑にスキャンしているのか文字が斜めになったページの頻度が高い。
ひどい場合は1冊の半分が斜めです。質の悪いスキャナを使ってるのでしょうか。

結局、私はダウンロードしたPDFをすべてAcrobatやphotoshopを使って補正をかけることに。
でも、斜めページなんて気にならない人には全体的にオススメできる会社です。


▼ScaNow
従業員50名の株式会社エージェントゲートが運営
1冊100円。納期は1営業日~3営業日。
こちらはマイページがなく、進捗閲覧やリピート注文ができず不便ですが、全体の安心感から選択

評価 ★★★☆☆


※200%の文字キャプチャ

グレースケールにてスキャン。
書籍到着翌日にはPDFが完成していました。
この会社にお願いしたのは漫画。

207ページ 65.3MB

文字中心の本を比べると漫画はどうしてもファイルサイズが大きくなります。
目立った斜めページもなく全体的に良いのではないでしょうか。
ただしマイページ機能がないので常用するには不便です。


▼スキャン×BANK
他よりも安く1冊90円~。立ち上がったばかりの会社で安心感はありませんが、この値段で品質が良ければ面白いかと。

評価 ★★☆☆☆


書籍到着から完成まで4日程度。
フルカラーでのPDF化です。
本スキャンと比べるとファイルサイズが大きくなります。

182ページ 27.2MB

印象的にはフルカラーでスキャンしただけ。
何も加工がされていませんので黄色いページは黄色いまま。
1冊90円と安く表紙カバーの読み取りが標準対応なのが特徴的です。


▼スキャポン
ホームページに「品質へのこだわり」コーナーが。
チューニングセンターなど面白そうなので。
しかし、納期が書いてないのが残念。

暫定 ★☆☆☆☆

品質へのこだわりが書いてあり、かなり期待していました。
ペイパルで支払いを終えると…
以下のようなメールが。

作業着手予定日は1ヶ月後。
その数日前に書籍を送るように。


支払った後に1ヶ月後の納期。
他社のサービスを考えると納期と納期の通知方法が非常に疑問。
そのため未だスキャンが終わっていません。
どれだけ高品質のデータが出来上がるのでしょうか。


▼数寄庵 -すきあん-
ネット上では名前がちらほら。
特徴的なホームページデザインとお試し2冊が面白そう。
納期も書いてあり1冊90円と安い。

評価 ★★★★☆

こちらは初回無料サービスにて依頼しました。


370ページ 81.2MB
320ページ 65.2MB

データはグレースケールですが多少加工している感じです。
斜めページもなく全体的に丁寧な印象があります。
グレースケールが希望な方にはオススメできます。

▼総括

全体的に微妙でしたが、使う人別に分けると。

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      その1
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・細かいことは気にしない人。
・とにかくたくさん本を読みたい人。
・PDFデータの加工なんて難しくてできない人。
・読めれば良い人。
・文字が斜めでも関係ない。

上記のような人は「本スキャン」で決まりです。
スキャンは雑ですが、納期は抜群。
読みやすさも一番です。
変な加工をしなくても読みやすく、そしてデータが軽い。
ipad2 16GBでも10,000冊ぐらい入ります。


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      その2
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・斜めページや無駄な余白が気になる。
・大好きな本を書籍化して何度も読みたい。
・PDFのデータ加工を自分でしたい人。
・自分で裁断、スキャンするのは面倒な人。
・他人が加工したデータは納得がいかない。


上記のようなちょっと難しい人には「本スキャン」に頼んでPDFをAcrobatなどで加工するか、グレースケールが丁寧な「数寄庵」にJPGで頼んでPhotoshopなどで自分用に加工しましょう。
今後素晴らしいPDF最適化ソフトが出てくることを期待してグレースケールでデータを持っておく方が良いかもしれません。
本スキャンのようにモノクロ2階調でスキャンされるとデータの加工のしようがありません。


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      その3
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・斜めページは絶対嫌。
・表紙もキレイにスキャンしたい。
・データ加工には自身がある。
・Photoshopのバッチ処理を使いたい。
・時間がたっぷりある。

上記のような方は裁断機とスキャナを買いましょう。
今のところ他人に任せても納得のいく仕上がりにはなりません。
やはり一番オススメかもしれません。


▼まとめ

スキャンサービスはどこがいいのか?
これは人によって大きく異なるのでなんとも言えません。
今後、各社の品質がどんどん上がっていくと思います。

最後に書籍のスキャンを依頼する際ですが、著作権の問題が色々言われていますので転売を防止する意味でも表紙を取ってから送りましょう。どのみち表紙を送ってもスキャンしてくれませんので。
表紙がなければ原則転売ができません。

PDFの加工方法など、随時追加していきます。。

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