商品の市場価格と感覚

日記  2007/9/12

モノの値段が市場価格と大きな乖離がある場合が多々あります。
ガムやジュース、テレビ、本などはどこにでもあるモノであり値段は基本的に同じです。
しかし、どこにでもないもの、一部の人しか必要としないモノの価格はバラバラです。

もちろんその良い例がホームページ作成であったり、システム開発です。
これらは一般的な基準がハッキリしてないものであり、売り手と買い手が同意した瞬間に価格が決まります。
そのため、買い手が安いと思えば安くなり、高いと思えば高いのです。

例えばシステム開発であれば、多くの場合が買い手の要望どうりに一から製作しますから、基本的に同じものは世間にないのです。但し、同じようなものはあるかもしれませんが、同じではないので単純比較はできません。
比較ができないからこそ、市場価格が明確に定まらないのです。

先ほどのガムやジュース、テレビなどであれば単純に比較ができます。
価格コムに掲載されている商品は全て比較できるモノなのです。しかし、比較できないシステム開発などは価格コムには登場しませんし、ネット上に市場価格が掲載されているわけでもありません。

市場価格がないのであれば、割高・割安が発生します。
但し、何に対して高いのか、安いのかは判断しづらいところです。
この市場価格の基準があいまいな市場にいる場合、頭を使うことで高い報酬を得ることができます。

まずはホームページ作成やシステム開発の場合。
予算規模が数十万円の企業と仕事をする場合、単位としては数万円で価格が変動します。
次に数百万円であれば、数十万円で価格が変動します。そして、数千万円であれば数百万円です。

例えばこれらの企業のホームページシステム内に同じようなメールフォームを設置するとしましょう。
すると、その価格は数十万円規模の企業であれば、数万円で売れます。
数百万円規模であれば、10万円で売れます。数千万円規模であれば、30万円程度で売れるでしょう。

このように、同じモノであっても買う側によって価格が変動するのがこの業界です。
ジュースが1本100円というような市場価格が存在しないのです。おおよそでしかありません。
であれば、少しでも高く買ってくれる、少しでも予算規模の多い企業と仕事をすることで高い報酬を得ることができるのです。

この際に売り手がすべきことは、例え数万円で売っていたシステムでも、相手が変われば数十万円に値段設定を変えることです。数十万円に変えても何ら違和感も反感もかいません。そのぐらい、人や企業によって予算感覚が全く違うのです。
その相手によって変わる予算感覚を身につけることが大切です。

比較のできないモノを生み出せる、売ることをできる人は強いのです。

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