企業と個人の金銭感覚の違い

日記  2006/12/12

扱う金額が違うので当然ですが、企業と個人の金銭感覚は全く違います。
個人の1万円が企業では10万円だったり、100万、1000万だったりするのです。
だから、会社が会社へ何かを売る場合は個人の金銭感覚で値段設定をするわけにはいきません。

先日、「SEO診断パッケージ」を月額50万円で提供するというニュースがありました。

------------
重要キーワード選定、SEO基礎チェック、SEO分析による診断カルテ、改善提案という4段階に分けて、SEOを実施する。キーワード選定からSEO分析を行い、改善策の提案までワンパッケージ化したことで、両社は「SEOを低価格・短期間で導入できる」としている。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20337812,00.htm
------------

上記のSEO診断を月額50万円、年間では600万円で提供するというものです。
しかも、文末にはSEOを低価格で導入できるとあります。
これを導入する企業は、最低でもWEBサイトを使って年間600万円以上の利益が出ている企業しか導入できません。
そう考えると導入できる企業はWEBサイトを使った商売が年商数億円規模以上となります。

これでは、普通のWEBサイトは利用できませんし、最初から想定もしてないでしょう。
しかもSEOの診断で50万というのは高すぎると思います。
恐らく小さい会社では、月額50万という発想はできないと思います。売れると思えませんから。

しかし、月額50万でも売れるところには売れてしまうのです。
たとえ個人的に高いと思っても、企業によっては安い値段となります。
今話題のwiiは広告費を数百億円もつぎ込んでいます。その広告費であれば、年間500万でSEO対策は安くなります。もちろん、そんな金銭感覚の会社ばかりではないですが、ターゲットを絞ることにより高値で売れ、利益率が高くなるのです。

よく、ベンチャー企業と呼ばれる小さい会社と、打ち合わせをすることがありますが、提案する企画の金額は数十万円程度と安価です。逆に、ある程度名の通ってる会社であれば、いきなり数千万円規模の提案をしてきます。
もちろん会社の規模の差はありますが、金銭感覚の差も大いにあります。

それを裏付けるように、私の知人は昨年会社を立ち上げ、いきなり年額3,000万円の案件を獲得しました。
彼はこの仕事だけで十分生きていけます。勝因は数千万円の提案だけをしたことでしょう。
これを、数十万円や数百万円規模の仕事だけを提案していたら、貧乏暇なしとなります。

しかも、年間3,000万円であればそのまま他の会社へ振ることもできます。
もちろん、彼にはそれなりの人脈と実力があったから獲得できたのですが。。

«BACK   NEXT »  

WEBコラムカテゴリー

最近のエントリー

月別アーカイブ